こんにちは、CREMOの大澤です。
先日、私たちCREMOに結婚式ムービーの制作を依頼してくれた友人の家に遊びにいきました。
式後、すでに半年が経っていますが、「本当に良いムービーだった!」「ゲストからもとっても好評だった!」と熱く感想を話してくれて、とっても嬉しかったです。
結婚式という素晴らしい日に携われること自体がとても光栄ですが、少しでもお役に立てたとなると、これほど嬉しいことはありません。
またこの想いについては別記事でも書きたいなと思います。
さて、今回は
結婚式ムービーは自作したいなぁ
これから式準備を進めるけどムービーってどうしたら良いんだろう
そんな方に向けて、また映像のプロ目線で記事を書いていきたいと思います。
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です!
- 費用を抑えたいから自作したいけど不安….
- やっぱり外注しようか迷っている
- 自分たちでも自作ってできるのかな
こんな方には参考にしていただけるのではないかと思います。
結婚式ムービーを自作するメリットとは?
まずは自作をするメリットから見ていきましょう。
価格が圧倒的に安い
オープニングムービーやプロフィールムービーを自作することの最大のメリットは価格の安さです。
おそらく、結婚式ムービーを作ろうとして候補に上がるのが
- 式場に依頼
- 外注(業者、スキルマーケットなど)
- 自作
の3パターンだと思います。
まず、①の「式場に依頼」はあまりお勧めできません。
というのも、価格が高いことがほとんどで、ムービーのクオリティーもそこまで高くないことが多いからです。
もちろん式場にもよるので、一度、価格や作例を確認してみて良いと思いますが、費用を抑えるにしても、質を重視するにしても他の選択肢の方が優れている可能性が高いので注意が必要です。
続いて②の外注ですが、この価格はさまざまです。
弊社のように業者なのか、それとも個人が出品しているスキルマーケットなどを利用するのか。
撮影なしで写真提出するだけなのか、撮影ありで動画も入れるのか。
振れ幅が大きい選択肢かなと思います。逆にいうと、選び方次第で、費用を抑えることもできるし、質を重視することもできると言えます。
価格は安いテンプレート形式のもので1万円程度~、撮影ありのフルオーダーメイドだと10万円程度~というのが相場でしょうか。
そして③の自作はというと、条件が揃えば、ほぼタダでプロフィールムービーやオープニングムービーを作ることができます。
条件というのは
- 動画編集ソフトが動くスペックのパソコンを持っている
- ディスク納品の場合、焼き込みをするドライブを持っている
- 無料の動画編集ソフトで満足できる
などです。
私たち映像制作を生業としている立場からすると、やはり高い完成度のものをつくるのは厳しいかなと思いますが、
まあとりあえず流せればいいかなぁ
ムービーにはこだわりないからとにかく安く抑えたい
という方であれば、自作をおすすめできます。
「式場の最終見積もりが驚きの金額だった….」なんてことも結婚式のあるあるです。
二人の削れる部分としてムービーが挙がるのであれば、自作は良い選択だと思います。
自由に作れる
自作のメリット2つ目は「自由に作れる」ということです。
外注する場合、業者やスキルマーケットの出品を探すことになりますが、「なかなか気に入るものがない」「作りたい条件にあうものがない」ということもありがちです。
具体的に例を出すと、
- 入れたい写真が多くて、指定枚数まで絞りきれない。
- ありきたりなデザインばかりで選べない
- 形が決まっていて、細かい修正ができない
など。特に低価格帯で外注しようとすると、融通が効かないことが多く、自由度に欠けます。
その点、自作してしまえば、完全に自分たちの作りたいムービーを作ることができます。
凝ったものを作ろうとすると相応のスキルが必要にはなりますが、構成であったり、写真の枚数、デザインもすべて二人の思い通りになるのは自作の良いところですね!
外部とのやりとりが不要
続いてのメリットはコミュニケーション面の楽さです。
式当日が近づくにつれて、徐々に準備が忙しくなるもの。
ウェルカムスペースの装飾や、ドレス合わせ、テーブルアイテムの準備など、想像以上に多くのことを決めていかなければいけません。
そんな中、ムービーを外注するとなると、その業者やスキルマーケットの出品者とやりとりをしなくてはいけません。
「サイトから写真提出して終わり!」であれば、簡単ですが、写真の順番、入れたいコメント、出来上がりを見てからの修正など、多くの場合はコミュニケーションをとる必要がでてきます。
「メッセージを送って、返ってくるのを待つ」
それがストレスに感じそうだなという方は自作がおすすめです。
手作り感がゲストへのおもてなしに
最後のメリットは、手作り感が出て、ゲストへのおもてなしになるという点です。
自作で結婚式ムービーを用意すれば、どんなクオリティーであっても
あ、ふたりで頑張ってつくたんだなぁ
楽しませてくれようと準備したんだなぁ
とゲストが感じてくれることは間違いなしです!
皆さんの中にもゲストへのおもてなしを重要視している新郎新婦さんは多いのではないでしょうか?
結婚式ムービーの自作にはそれなりに労力もかかりますが、自作することによって、よりお二人らしい、おもてなしを感じるムービーが出来上がるかもしれません。
結婚式ムービーを自作するデメリットとは?
では逆にデメリットとしてはどんなことが挙げられるでしょうか?
ここからは自作するデメリットについてお話ししていきたいと思います。
時間がかかる
動画編集に慣れている人であれば、数日中に出来上がってしまうかもしれませんが、多くの方はそうではないですよね…。
初めて動画編集をする、動画編集ソフトの使い方から勉強するという場合は、完成するまでに3-4ヶ月必要と言われています。
仕事をしながら他の結婚式準備をするだけでも大変なのに、さらにパソコンに向かって動画編集の勉強、というのはなかなかハードですよね。
しかもそのムービーが流れるのはオープニングムービーなら1分ほど、プロフィールムービーなら長くても15分ほど。
もし結婚式以外で、今後動画編集スキルを使う予定がないのであれば、3-4ヶ月かけて作るというのはあまりにも負担が大きいかなと思います。
クオリティが低くなる
最近ではYouTubeなどに自作のオープニングムービーやプロフィールムービーなど、多くの作例が上がっていますが、公開されているもののほとんどはかなりこだわって作られています。
映像制作に携わっている私たちからしても、素直にすごいなと感じるものも多いです。
しかし、それだけのクオリティのものを作り上げるには相当の労力と時間がかかっているはず…。
さきほど3-4ヶ月必要ということを書きましたが、ものによってはもっと時間がかかっているかもしれません。
もちろん、それだけ労力をかけて動画を作ることは素晴らしいですし、きっと一生見返したくなる大切なムービーになると思うのですが、すべての新郎新婦がそこまでできるかというと難しいところです。
普段パソコンに慣れていても動画編集というのはスキルが必要なもので、なかなか思ったように進めることができないという方も多くいらっしゃいます。
又、頑張って作ってもやっぱり完成度に満足できず、結局間際になって外注するということも…。
期限が迫ると外注先の選択肢も減ってしまうので、自作する場合はクオリティに妥協できるかどうかをあらかじめ考えておきましょう。
使用したい楽曲への著作権対応が大変
市販の楽曲をムービーに使用する場合、著作権の利用許可申請を行う必要があります。
ただ、個人で全ての申請を行うのは難易度が高く、費用が余計にかかってしまう場合があります。
その点、著作権の利用許可申請も代行してもらえる外注先を選べば、面倒な手間はかからず、使用したい楽曲を使うことができます。
イメージ通りにならない
すでに「こんな結婚式ムービーにしたい!」というイメージがあるのであれば、自作よりも外注したほうが良いと思います。
自由度は自作の方があると思われがちですが、先述したように、動画編集にはスキルが必要です。
自作ではスキルが及ばず、イメージ通りではないムービーに仕上がってしまうことも。
人生に一度の結婚式という意味では、やはりムービーにおいても妥協をせず、イメージ通りのものを流せたほうがいいですよね。
完成イメージが具体的にある方は、ぜひそのムービーを作ってくれそうな外注先を選んでみてください。
結婚式ムービーにも後悔のない選択を。
ということで、今回は結婚式ムービーを自作するメリットとデメリットについて解説してきました。
結婚式に携わらせていただく立場としてお伝えしておきたいのは、
「後悔のない選択を!」
ということです。
たしかに外注すると予算が高くついてしまうこともありますが、結婚式は人生に一度だけです。
たとえ、数分だけしか流れないムービーだったとしても、妥協をしてしまえば、心残りができてしまうはず…。
自作にしても外注にしても新郎新婦のお二人でよく相談をして、後悔のない選択をしてほしいなと思っています。
ではまた。
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